SmartScope
紹介
LabNation が作っている USB 接続のオシロです。 もともと、クラウドファウンディングのkickstarter で資金調達して制作されて、今は通常販売しています。
確か売り文句は「既存のUIから脱却して、新しい操作方法を提供する。」みたいなことが書いてありました。 サイトで確認してもらえばわかりますが、そこそこ良いソフトだと思います。
Mono の成果を利用したソフトが提供されていて、Linuxでも動きます。 私は普段から Linux で作業しているので、重宝しています。 また、どの程度サポートできているのかわからないのですが、Android でも動くようです。
どのくらい売れているのかわかりませんが、 既存のUSBオシロよりも画面が見やすくて趣味で使う程度なら文句ありません。
この記事は操作方法の覚書です。
UI 紹介
全体像
他のUSBオシロも持っているのですが、圧倒的に UI が良いです。 ちなみにデジアナになるし、プロトコルアナライザーにもなります。
波形表示の左側にある丸印は、対応するプローブの 0 V となります。 波形表示の右側にある丸印は、対応するプローブのトリガー電圧となります。
画面サイズは自在に変更できて、左下の丸いマークを押すと左側のメニューの表示、非表示を切り替えられます。
チャネル、ステータスの表示、非表示切り替え
これらの表示を、
右下にあるこのボタンで項目毎に切り替えられます。 また、その表示は好きな場所へ、ドラッグできます。
波形(トリガ、AC/DC など)の切り替え
左側の丸いマークをクリックすると、
こんなメニューが出てきます。 hide を押すと波形が消えます。
トリガ設定
右側の丸いマークをクリックすると、
トリガの設定ができます。
波形の幅などの計測
波形表示領域の外側(灰色)領域から、ドラッグすると補助線が出てきます。
上下端からドラッグすると、電圧側に補助線が出て、 左右端からドラッグすると、時間軸側に補助線が出ます。
これがなかなか便利で気に入ってます。