Fritzing 0.9.2 - Basic
目的
ブレッドボードの綺麗な図を書けるようになる。
Fritzing は EDA ツールで、PCB も作成できますが、 とりあえず説明用のブレッドボード図をおこすために使用しています。
結果
こんな感じになりました。
部品追加の説明
Raspberry Pi などの有名なボードはライブラリにあるので、 そこから持ってくるだけで図がかけます。
ただし、秋月のボードなどは無いので、自分で絵を描く必要があります。 SVG ファイルで記述すれば良いので、Inkscape で描きました。 どうも自前のエディタで絵を描くのは諦めて、外部ツールに任せたようです。
今回は2つのセンサボードを追加していますが、Fritzing 側の説明だけに絞ります。
手順
"mm" 単位で作成した部品の SVG 画像ファイルはもう作成済みとします。 また、アイコン(ライブラリから選択するときの画像)も 32x32ピクセルで準備してください。
- ブレッドボードのタブで、汎用IC を追加する。
- ICを選択して、プロパティの "pins"(ピン数)と、"パッケージ"( SIP or DIP )を選択する。
- IC を右クリック(コンテキストメニュー)で、"Edit"を選択する。
- Parts Editor のブレッドボード図を表示して、"ファイル" -> "Load image for View" で SVG ファイルを選択する。
- 画像のpin 位置をを認識させるために、Parts Editor のブレッドボード図右側で "Select graphic" をクリックして、画像の適当なアイテムをクリックする。
- 同様に、アイコンタブでアイコンを登録する。
ブレッドボードのタブで、汎用IC を追加する。
IC を右クリック(コンテキストメニュー)で、"Edit"を選択する。
SVG ファイル の登録
pin位置の登録
Inkscape の補足情報
別記事にしようと思っていますが、作成した画像サイズにドキュメントサイズを変更するやり方だけメモしておきます。
ドキュメントのプロパティでページタブを表示して、"Resize page to content..." をクリックして表示される "Resize page to drawing or selection" をクリックするとリサイズされます。